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997:オランダ管轄・バタビア裁判/スラバヤ憲兵分隊事件:野中荘三軍曹
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    戦犯裁判オランダ管轄バタビア裁判

     

    第73号法廷/スラバヤ憲兵隊・中野事件#75

     

    起訴理由概要:昭和17年3月より20年9月までスラバヤ憲兵分隊所属隊員として検挙せる男女及び既決囚を尋問に際し拷問し、不法な虐待行為を加え、故意に食糧及び飲料水の補給を差し控え、医療及び医薬の供給を拒絶す。数日乃至数ヶ月満員の状態にて室に収容した。之等によって検挙者及び既決囚を死に至らしめ甚だしき心身の苦痛を与えた。
    憲兵隊長は山本少佐で、中野は隊長補佐、佐藤は特高主任、浅木は特高班長、大沢水落佐藤久米野中清水斉藤は班員
    1、豪州より派遣の諜者事件
    2、ブリタル反乱事件

    調査中 #-/    スラバヤ憲兵分隊事件:野中荘三軍曹

     

    野中荘三軍曹長崎・34歳

     

    1948/9/22銃殺
    詳細は調査中だが、 野中荘三憲兵軍曹遺詠を引用する。
    遺詠
      吾が生命あと一時に迫れども
          曇る事なき日本晴れなり
      一時と思へば更に肌寒し
          蚊の鳴く声も吾送るごとく
             (午前四時頃)
    最後の手紙
     判決を受け十二日になりました。
     当地でも戦友同胞が親身なる配慮をして下されて只々感泣する外はありません。
     戦友愛とはかくばかりかと沁々有難さを感じます。
     逝く私としましては予ての覚悟で御座いますれば左程もありませんが御別れして既に十三年自分では判りませんが大分変った事と思はれます。
     逝く私としては、天地神明に誓ひ精神的に病むものなき事は確信しつつ逝ける心境に到達致しました。
     悔いなき死である。
     明星を掴む事が出来ました。
     幼少時代から人一倍の短気者として親戚間にも認められて居った私、軍隊に入りても短気者でした。
     而もその短気を腹中にて抑制する事に成功しました。
     現在は目前に迫る死に対し日本敗れたりと云へ日本憲兵として恥なき最後を遂げると云ふ外に何ものもありません。
     御両親様始め皆々様も内地の情勢変転の折柄、憲兵遺家族として他人から白眼視される様な事もなきにしもあらずと思ひます。
     然し憲兵なればこそ作戦遂行の為やって来たのです。
     其の公務上の行為より責任を問はるる事に対し責を負ふは当然です。
     其処に私等の死に栄えがあるのです。
     斯る吾々軽輩の生命に依り将来の世界平和を希念出来得る事は無上の喜びであります。
     思ふ事はありません。
     莞爾として逝きます。
       ポツダムの嵐に散りし桜花
          世界平和の春を希ひて
    【2012.06.16 Saturday 03:37】 author :
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      【2018.10.17 Wednesday 03:37】 author : スポンサードリンク
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