<< 3668:フィリピン管轄:モンテルンパ裁判:第35号法廷/ダバオ市比人拷問虐待殺害・佐久間事件 | main | 3670:フィリピン管轄:モンテルンパ裁判:第38号法廷/バタンガス州アール町市民殺害家屋焼却・佐藤事件 >>
3669:フィリピン管轄:モンテルンパ裁判:第37号法廷/北カマリネス州バスド町比人拷問虐待殺害・常岡事件
0

    戦犯裁判フィリピン管轄:マニラ・モンテルンパ裁判

     

    第37号法廷/北カマリネス州バスド町比人拷問虐待殺害・常岡事件

     

    起訴理由概要:

    ‐赦17年8月北カマリネス州ダエト町付近に於いて、比人1名の殺害を命令指揮許容せり。
    ⊂赦17年11月17日北カマリネス州バスド町マツノグ部落に於いて、比人1名の拷問虐待を許容せり。
    昭和18年1月5日北カマリネス州バスド町に於いて、ゲリラ容疑者3名の虐待を許容せり。
    ぞ赦18年1月5日北カマリネス州バスド町ブランポーロ部落に於いて、比人4名の殺害を実行せり。
    ゾ赦17年1月6日北カマリネス州バスド町マカロオーイ部落に於いて、比人4名の殺害(未遂)を許容せり。
    昭和17年2月5日北カマリネス州バスド町マカロオーイ部落に於いて、比人1名の拷問虐待を許容せり。
    Ь赦17年2月5日北カマリネス州バスド町バンブハン部落に於いて多数の比人殺害を命令指揮許容せり。
    ┥赦17年2月6日北カマリネス州バスド町バンブハン部落に於いて公私の建物を焼却することを命令指揮許容せり。
    昭和17年2月6日北カマリネス州バスド町バンブハン部落に於いて比人3名の殺害を命令指揮許容せり。
    昭和17年2月6日北カマリネス州バスド町バンブハン部落に於いて公私の建物を焼却することを命令指揮許容せり。
    昭和18年7月頃、北カマリネス州バスド町バンブハン部落付近に於いて市民5名の殺害を命令指揮許容せり。
    昭和18年9月頃、北カマリネス州バスド町バンブハン部落付近に於いて支那人1名の殺虐待実行せり。
    昭和17年7月〜昭和18年10月の間、北カマリネス州バスド町バンブハン部落付近に於いて市民多数の殺害を命令指揮許容せり。
    昭和17年7月〜昭和18年10月の間、北カマリネス州バスド町バンブハン部落付近に於いて市民多数の拷問虐待を命令指示許容せり。
    昭和17年バスド町ヴェンセスラオビンソン・ガビノビンソン・リワイソイビンソンを裁判を経ずして殺害する事を命令指示許容せり。


    歩20大隊長・常岡昇少佐:昭和23年9月27日・開廷>昭和23年12月15日・判決・絞首刑>昭和28年7月4日・特赦終身刑>昭和28年12月30日・特赦釈放:弁護ジーベラ大尉

     

    一般解説:
    1、常岡大隊は、昭和17年9月より、翌年7月まで北カマリネス州ダエト町付近の警備に任じていたが、同地はビンソンの指揮する有力なゲリラ隊があり、絶えず通信線の破壊、軍用トラックの襲撃、日本居留民に対する暴行虐待を受けた。
    2、これがため、常岡大隊は、ゲリラ討伐を実施交戦した。この戦闘上の殺傷や取調中拷問もあったかも知れないが、この悪質なるゲリラ隊員を非武装・非戦闘員の無辜の市民とし、これに対する日本軍の行動を、戦犯事件とし、常岡を起訴したものである。
    3、ウェンセスラオビンソンは、戦前比島青年党党首にして、政治的に相当権力を有しており、被害者の政治的地位により政治的要求によって起訴したものと資料せらる。

     

    監修:福本

    【2018.08.31 Friday 13:43】 author :
    | B級裁判 | comments(0) | - | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      【2019.04.06 Saturday 13:43】 author : スポンサードリンク
      | - | - | - | - | - |
      この記事に関するコメント
      コメントする