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2703:戦犯裁判・イギリス管轄・クアラルンプール裁判:第9号法廷/民間警察抑留者殺害・千間事件
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    戦犯裁判イギリス管轄クアラルンプール裁判

     

    第9号法廷/民間警察抑留者殺害・千間事件

    起訴理由概要:昭和20年6月1日〜8月31日ベクトン民間警察所に抑留中のマレー人3名支那人14名の殺害に関与せり。

     

    パハン政庁・千間貞雄陸軍警部:昭和21年7月16日・判決絞首刑>同日確認・終身刑:弁護常磐土井

     

    一般解説:

     民間警察所に拘留中の容疑者17名殺害に関与したというのだが、17名殺害というような重大事件は一人の陸軍警部の判断で行えるものでは無く、事実であったとしても、上部機関からの命令により実行されたはずである。従って、上部機関の発令者、受命者の複数の警察所員が実行犯として起訴されていなければならないのに、関与の名目だけで陸軍警部だけに極刑が下されているのは不当である。

     憲兵隊拘留者でも無い、一般犯罪者を殺害処分しなければならない合理的理由が無い。また殺害期間が、終戦前後の6月から8月末になっていることから、単に拘留者の、労務作業中の自然死を含む死亡を、虐待不明・死因無視のまま、誇大に推計し起訴され、陸軍警部一人に責任を被せたのかも知れない。そのために、通常減刑の無い絞首刑が、終審に減刑されていると考えるのが妥当である。

     

    編輯;福本

    【2017.02.28 Tuesday 12:10】 author :
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      【2019.04.06 Saturday 12:10】 author : スポンサードリンク
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