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1841:北岡君、日本を侵略国家にする気かね
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    http://ironna.jp/article/1332?p=2

    『歴史通』 2015年5月号 読了まで15分

     伊藤隆東京大名誉教授

    「曲学阿世の徒」

    前段は以下のような正論が続く
    >その北岡君が、安倍談話に「侵略」という言葉を入れてほしいとまで言い出したのは言語道断というしかない。

    >伊藤 そもそも「侵略」の定義がまだはっきり定まっていない。それは安倍総理が言ったとおりです。

    >戦争なんだから、どこの国土で戦うことになるかはそのときどきの力関係の問題であって、それが直接「侵略」に結び付くわけではない。

    この理解は、不戦条約の留保通りである。

    >第一次世界大戦では、ヴェルサイユ条約のいわゆる「戦争責任」条項に「ドイツおよびその同盟国の侵略により強いられた戦争の結果……」とあって・・・では「侵略」と断じた根拠は何かと言えば、それにはまったくと言っていいほど触れられていません。

    条約第7編の「制裁」で、独皇帝を起訴し「国際道義に反し条約の神聖をこの上なく冒した。」嫌疑で審理に付し、B級戦犯の連合国への引き渡し処罰を定めていた。
    当時の「侵略」は単に戦争を惹起したことを指しており、フランスなどが戦争惹起者を犯罪と看做したかったが、講和会議の諮問委員会である「戦争惹起者の責任と刑罰の実施に関する委員会」の1919/3/29レポートでは、戦争惹起者の訴追には反対している。つまり、侵略という訳語は兎も角、当時の国際慣習は、戦争惹起・侵略を犯罪と認識していなかった。
    それでは、独皇帝はどのような嫌疑で平和に対する罪として起訴されようとしたのか・・・それは当時の中立国ベルギー・ルクセンブルグに対する侵攻が嫌疑となったのである。
    この中立国への侵攻を国際道義に反するという認識は、当時の法慣習だけで無く、後の不戦条約にも適合するものである。

    その他上記委員会は、B級戦犯引き渡しの上、戦勝国による裁判実施勧告、C級人道犯罪訴追・B級不作為責任訴追を勧告しているが、皇帝訴追は、亡命先のオランダが引き渡し拒否、B級戦犯引き渡しはドイツの拒否で、ドイツ・ライプチヒ裁判として実施された
    C級人道罪というのは、ドイツ皇帝が住民殺害を命じた事によると思われるが、B級処罰で対応出来ると判断されたのか、実行はされなかった。尚、日本は個人責任追及は留保、不作為責任訴追には反対した。

    侵略の定義は定まっていないというのは、誤りである。
    勿論、国連定義などを持ち出す気は無い。国連による侵略定義は、理事国の拒否権がある限り実効性がない。

    現在定まっている侵略定義は、現在も失効していない不戦条約の留保、「当事国が侵略と認めた戦争」、そして、「中立国に対する戦争」である。もう一点対日侵略定義・・・東京裁判である。

    >東京裁判では明らかに日本という「侵略国家」のリーダーたちを裁いていて、判決もそれに立脚している。それは事実だ。しかし、これは戦勝国が敗戦国に対して行った裁判だから、学問とは何の関係もない。

    学問とは関係がないと言おうと、戦勝国が「侵略国家」として裁いた内容・判決について学者が何も検証せず、思考停止しているから、「曲学阿世の徒」や、劣化日本人ばかりになっているんじゃないの?

    >そうやって考えてみると、歴史上「侵略国」という烙印を押されたのは「敗戦国」ドイツと日本だけです。多くの人が言うように、侵略の定義というものはない。だから、唯一成り立ちうる定義があるとしたら、「侵略国とは戦争に負けた国である」。それしかない。侵略国イコール敗戦国。また、「侵略」を定義するなら、「侵略とは敗戦国が行った武力行使である」。それ以外に言い様がないというのが、ぼくの結論です。

    「侵略国」という烙印を押されたのは「敗戦国」・・・この理解は完全に間違っている。
    侵略国というのは、ルーズベルトの隔離演説の対象となった国、カサブランカで国家無条件降伏を要求された枢軸国群のことである。
    ドイツ・イタリア・フィンランド・ハンガリー・ブルガリア・ルーマニアは、侵略国という烙印を受け容れ、国家無条件降伏した。しかし、日本はポツダム降伏条件を受諾して、軍無条件降伏のみで停戦した。これは侵略国定義の対象では無くなるため、戦争終了も従来の敗戦国と同じ講和条約方式で終了した。
    この程度のことも理解していない人達が人を批判して、保守の主流になってるんだね〜。


    >そもそも中国が盛んに主張しているのは「田中上奏文」の問題です。

    東京裁判までは信じられていた「田中上奏文」も、呆れられただけで済んだのが東京裁判でしょ。侵略批判するチナには、「偽書確定済み」、逆に、「チナの先制侵略で始まった上海戦、その後首都南京を攻略されても、日本は侵略無罪になってるよねw。どんな気持ち?」と聞いてやれば良いw。


    >第二次上海事変は中国側から仕掛けているし、秦郁彦氏が言っているように、日中戦争のきっかけになった盧溝橋事件も国民党軍から発砲したという可能性が高い。部隊にまぎれこんでいた共産党の人間が撃ったとも言われています。ソ連から見れば日本と中国が戦うのは好都合だったし、毛沢東にとっても国民党が日本と戦って弱体化してくれればそれに越したことはない。アメリカのルーズベルト政権も共産主義の影響が大きくて、大統領周辺にはコミュニストが多かったことが明らかになっている。共産主義の影が第二次世界大戦全体を被っているような気がしますね。

    この事実を認められ東京裁判で侵略無罪になってるのに、判決を歪曲捏造している東京裁判史観をまず批判しなければw。

    >結果として日本は負けたけれど、別に中国に負けたわけじゃない。決定的だったのは原爆投下とソ連の参戦です。中国は何の役割も果たさなかったかと言えばそうでもなくて、アメリカの武器援助によって日本にボディブローを打ち続け、ある程度のダメージを与えた。

    決定的だったのは、ポツダム降伏条件提示、即ち国家無条件降伏要求・侵略国定義の撤回である。ソ連の仲介期待で受諾が遅れただけである。

    後段は、さすが伊藤先生だわ
    【2015.08.16 Sunday 20:11】 author :
    | 村山談話 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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      【2018.08.10 Friday 20:11】 author : スポンサードリンク
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