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1776:戦犯裁判:中華民国管轄・広東裁判:第10号法廷/北部仏印南支那軍第一憲兵隊間諜酷刑事件・山田恒義憲兵軍曹ケース
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    戦犯裁判中華民国管轄広東裁判

    ・山田恒義憲兵軍曹・徳島:46/10/1判決死刑>47/1/10銃殺

     


    遺言
    お世話になった。不運の俺だ、許してくれ、詫びる言葉もない。ただ愛惜に哭く。実の処決意してゐたが、せめて故山の父母に不孝を詫びて行きたかった。然し最早望めぬ所迄来た。今となっては鳴門健児だ。過去を洗って悠久に生くる。安心して呉れ。どうか帰国の時は俺の父を訪ねて呉れ。本当に子供に寛大な父だった。俺の最期を知っても落胆する父ではない。それだけに俺は心配なく行く事が出来る。お互いに残念である。然し考へ様によってはまだまだ生くべく道のあるを知る。悠久の大義に生きるのは今だ。種々の追憶を残して南支軍の最後衛として、特攻隊に選ばる。笑って行って来る。帰国の上は、戦犯とは如何なるものかと、真の姿を国民に知らして、吾々の死が祖国再建の礎たる如く努力して貰ひたい。

    くろがねの的射し人のあるものを
    貫き通せ 大和魂 阿波の十郎平

    遺 詠

    空狭く仰ぐ鉄窓に日は落ちて
    運命の如く流れゆく星
    今の身は気概ばかりの淋しさよ
    真実の春を何時の日か見ん
    征く日よりささげし生命惜しまねど
    口惜しき科を如何にとやせむ

    【2014.09.07 Sunday 06:38】 author :
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      【2019.04.06 Saturday 06:38】 author : スポンサードリンク
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