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176:アメリカ/ 九州大学医学部生体解剖事件
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    戦犯裁判アメリカ管轄・横浜裁判


    #290/九州大学医学部生体解剖事件

     1945/5/5、熊本上空で海軍機の体当たりにより大分に墜落したB29搭乗員のうち6名と、大分・宮崎で俘虜となったB29搭乗員2名が、西部軍司令部(福岡城)に移送されていた。
     この搭乗員俘虜8名を、1945/5/17、/22、/25、6/2、順次九州大学医学部に連行し、肺摘出、海水血液代用実験など生体解剖を行って殺害した。
     
     生体解剖・実験は、チナ大陸・陸軍により既に実施されており、論文や報告が公表されていたと思われる。
     これに触発された西部軍偕行社病院副院長の古森拓軍医見習士官が提案し、西部軍捕虜管理参謀・佐藤吉直大佐や九州大学第一外科部長・石山福二郎教授の賛同を得て、西部軍幹部の了解の下に実施されたと思われる。


    戦犯裁判 1948/4/12〜5/27

    西部軍
    司令官・横山勇中将 絞首刑(執行前に病死)
    参謀長・稲田正純中将 懲役7年
    参謀次長・福島久作少将 懲役15年
    法務部長・伊藤章信少将 懲役10年
    参謀・龝田弘志大佐 無期懲役
    俘虜管理参謀・佐藤義直大佐 絞首刑(再審・無期懲役)
    参謀・薬丸勝哉中佐 無期懲役
    五位山真治大尉 懲役10年
    相原嘉十郎大尉 懲役20年
    古森拓軍医見習士官 空襲により死亡
    7名 無罪

    九州大学
    平尾健一助教授 絞首刑
    平光吾一教授 懲役25年
    五島四郎研究生 懲役6年
    牧野栄一郎研究生 懲役9年
    森良雄講師 絞首刑(再審・懲役25年)
    森本憲治医局長 無期懲役
    野川延吉研究生 懲役25年
    笠幹研究生 懲役3年
    仙波嘉孝研究生 無期懲役
    田代次郎研究生 懲役15年
    田代友禧研究生 懲役15年
    久保敏行研究生 懲役15年
    鳥巣太郎一助教授 絞首刑(再審・懲役10年)
    筒井静子看護婦長 懲役5年
    第一外科部長・石山福二郎教授 起訴前に自殺

    古森拓軍医見習士官と偕行社病院の5名が、解剖後の肝臓喫食で起訴されたが証拠不十分で無罪となった。


     どうせ殺害するのなら、自国・軍の医学に役立てようという事なんだろうが、生命に対する尊厳もナニもない狂気の沙汰だろうな。
    【2011.06.16 Thursday 23:34】 author :
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      【2017.08.23 Wednesday 23:34】 author : スポンサードリンク
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