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168:アメリカ/ 中部軍無裁判事件・中部軍憲兵隊事件・墜落米機搭乗員殺害事件
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     戦犯裁判アメリカ管轄・横浜裁判

    #328/中部軍無裁判事件・中部軍憲兵隊事件

     中部軍管区では、1945/3から敗戦までに57名米機搭乗員が俘虜となり、うち2名は東京に移送され戦後帰国したが、軍律会議で処刑された2名と残りの53名は全員死亡した。
     
    45/6 中部憲兵隊(大阪憲兵隊)司令官・大城戸三治中将の「秘密の私信」により、軍律裁判を省略して処刑実施される事となった。

    1945/6 3回に分け、憲兵隊司令部で加療中の俘虜6名毒殺。
    1945/7/5、大阪府信太山演習場で5名銃殺
    1945/7/20、大阪府信太山演習場で15名銃殺
    1945/8/5、大阪市城南射撃場で14名銃殺
    1945/8/15、「玉音放送」後に証拠隠滅の為、大阪市真田山陸軍墓地で5名殺害
    45/5〜45/8、8名が留置中に虐待死


    中部憲兵隊事件裁判は、1948/8/2〜1949/1/3、29名が起訴され、
     憲兵司令官・大城戸三治中将 無期:事実上の処刑命令
     中部憲兵隊長・長友次男中将 無期:処刑を決定
     中部軍司令官・内山英太郎中将 懲役40年:処刑容認
     中部軍参謀長・国武三千雄中将 無期
     中部憲兵隊・藤岡英雄中佐 無期:俘虜管理
     中部憲兵隊・志内猪虎磨少佐 無期:俘虜管理
     中部憲兵隊・安城浩中佐・浜本次郎准尉・浜田留吉曹長・森隆夫曹長・和田安夫准尉・中部軍参謀大庭小次郎大佐・中部軍民間人通訳中野正元・中部軍情報参謀山中徳夫少佐は懲役2〜15年
     憲兵司令部本部長・石田乙五郎中将、憲兵司令部外事部長山村義雄大佐 懲役1年(再審無罪)
    ・・・有罪16名であった。

     
     隠蔽工作として、14名獄死、他は空爆死として、真田山陸軍墓地に墓標を建てた罪(大城戸、石田、内山、国武、長友、山村、大庭、安城、藤岡、山中、和田)も問われた。
     
     無罪の13名のうち、中部軍・高山弘明大尉と小野武一法務大尉は、この事件に無関係。
     また処刑実行者の中部憲兵隊・小林秀一准尉、杉浦隆三郎准尉、小西新八伍長、森本成己曹長、大筏武一軍曹、高橋伊三軍曹、竹田勉曹長、館野リョウイチ兵長、津野一義兵長、松田定哉兵長、大西正樹一等兵などの下士官以下の11名は、受命行為が認められ無罪となった。
     
     
     53名の米兵俘虜を殺害しているのに、1名の死刑者も出していない。
     通常のBC級裁判の常識から言ったら、異常なほどの微罪扱いだね。
     
     まあ、処刑実行者らが受命行為免責となり無罪となっている点を見ても、裁判官が米自ら実行した無差別爆撃に相応の罪悪感があった事が窺われる。
    【2011.06.14 Tuesday 00:52】 author :
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      【2017.08.23 Wednesday 00:52】 author : スポンサードリンク
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