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1435:フランス管轄:サイゴン裁判:日本人スパイ事件
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    戦犯裁判フランス管轄

    日本人スパイ事件

     中村真男・農業:長期拷問後に、縊死自決したため、不起訴となった。

     戦前から仏印に移住し、現地安南人女性と結婚して農業を営んでいたが、スパイ容疑の名目でシュルテ(探偵局)に拘引され、残虐な拷問に受け、房内で縊死した。

     安南人の妻と娘も同時に逮捕連行され、拷問を受け母娘共に仏人に強姦されている。
     強姦目的というより、中村さんにスパイ行為を自白させるために行われたものと思われる。

     終戦後も、シュルテは反仏活動弾圧を継続しており、日本人戦犯だけで無く、現地安南人を反仏容疑で逮捕拷問処刑しており、シュルテ内で性器を潰された青年や性器に赤蟻の巣を入れられて泣き叫ぶ女性を、捜索第2連隊の菅原大尉が目撃している。

     中村さんは、安南人・妻子殺害を危惧し、元々無実の「容疑者が自決すれば」の万が一を願って自決した可能性がある。
     妻子が生存出来たかは、不明である。

     日本軍仏印侵略といっても、進駐は合法的に行われており、ヴィシー政権支援のためマダガスカル付近に海軍部隊を派遣しているぐらい。
     だから、ドゴールの反日声明が出て、45/3に敵対するまでは、同盟関係にあり、一日本人農民がスパイ活動をしなければならない状況にない。
     ただ、仏側としては、日本人が仏印植民地で平穏に暮らしていたと認めるわけにはいかず、安南人妻子まで反仏容疑者と扱ったのである。
     勿論、これは人間性の問題であって、誰もが同じ対応をするものではないが、「これが戦争だったのだ。」という他ない。

     余談になるが、英軍戦犯裁判でゲリラ尋問に際し、子供を焚き火の上に吊して、ゲリラに自白強要した罪で、日本軍憲兵軍曹が絞首刑になっている。
     これに対し、「日本軍の残虐性・非人道性の証拠」と特定日本人が主張しているのだが、ゲリラは戦時反逆・交戦法規違反の重罪で、状況証拠だけでも処刑するのが一般的である。
     物的証拠があり、更に自白させるというのは、ゲリラ組織の摘発を目的としており、ゲリラ隊の攻撃により日本人が死亡し、施設が破壊され、部隊が壊滅すれば、戦況にも関わるのであるから、憲兵の捜査尋問は、緊急避難・正当防衛・復仇でもある。
     何よりこの場合、尋問によりゲリラ幹部であったことが確認されても懲役で済み、処刑されておらず、焼かれた筈の子供も無事で、戦後はイギリス植民地支配を支援したヒーローになってるんだから、ただの脅しだったのだろう。

     日本軍の武力占領は1945/3からであり、占領後の南方総軍方針はインドシナ解放によって「現地民から怨まれぬように」というものであったから、英蘭植民地と比較すると、現地・安南人からの戦犯告訴告発は、ほぼ皆無であった。

     
    【2013.06.08 Saturday 20:02】 author :
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      【2019.04.06 Saturday 20:02】 author : スポンサードリンク
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